舞踏会シーン中盤アダージオで、他の猫達が地面に座る中、タイヤの上でタンブルブルータスとリフトを織り交ぜたダンスを踊ります。２幕始めには土管の横から現れてきれいなロンデを見せます。
登場している間は常に横にタンブルブルータスがいます。ただし、舞踏会のシーンでは、やはり小柄な方が演じることの多いコリコパットとのペアダンス・リフトが多いです。

タンブルブルータスにモノのようにぶん回されている姿はいつ見てもすっげーって感じです。役者さんが大きい方だとタンブル、がんばれ！と手に汗を握ります。しかしそのシーンを含めて随所で観られるタンブルとの余裕さえ感じられる熱々ぶりはこっちが恥ずかしくなりそう。
舞踏会後半での雌踊りのシーンで、尻尾を振り回した後に身体をそりながら視線で切れそうな流し目で尻尾を放つシーンは、かっこよくて惚れます。 ジェニエニドッツナンバーに入ってすぐ、マンカスにひょーいと持ち上げられるところも密かに好き（笑）。ライオンキングのナラ母（センターバレエを踊る 枠）を演じられる方が演じてることが多いです。

■富田浩路（名/大）
小さい方なのにやたら大人の雌猫。踊る時の背中のライン、目つき、ダンスが綺麗。美人系シャープでクールなカッサンドラ。（95〜）
■井藤湊香（名/大/静/広/東）
印象として"でかいカッサンドラ"（笑：実際は普通に小柄）。タンブルと見間違うくらい男前（凛とした美人さんです）。しっかりとしたダンス力を持ち、クールだけど時折子供っぽい行動もとることもある、魅力的な大人の雌猫。（00〜）
■大口朋子（大/広/仙/東）
小柄でグラマーなカッサンドラ。五反田以前のキャストでは一番円やかな印象。ダンスがバレエ系でとても綺麗。大人ですが比較的ホットなカッサンドラ。時折年齢がぐっと下がります。（02〜）
■間尾　茜（東）
初登場間もなく拝見。きちんとお姉さん猫な印象でしたが、しっかりと覚えていないので次回観劇を楽しみにしています。ただ、普通にカッサだなぁと思って観ていたので自分の中のカッサンドラには近かった様子（08.04登場）
■増嶋あゆみ（東）
美人系小柄でもバランスの取れたカッサンドラ。バレエ系の、でもカッコいい動きが綺麗。あまりお姉さん然としたところはないかもしれない。大あくびをするカッサは初めて見ました。声が乙女です。岩崎タンブルとは血縁にしか見えないほど似ています。（05.11登場）
■蒼井 蘭(/李 依燃)（東）
小柄で細身、手足の長いほっそりしたカッサンドラ。手先の柔らかさと、柔らかいけどキレのあるダンスで観ていて綺麗です。少し幼い感じがしますが、組んでいるタンブルにもよるのかも？（08.07登場）
■永木　藍（東）
多分一番小柄なのではないかというサイズのカッサンドラ。ただ、意外と肩ががっしりしていらっしゃるので華奢感はありません。むしろタンブルと見間違うことすら。どちらかというと妹属性なカッサ。つねにぱーっとした笑顔で、東京からは神秘的な大人の雌猫から次第に離れていくような気がします(笑)。多少背中が硬そうなダンスをされます。（07.03登場）