月光に浮き上がる白銀の姿。
凛として、しなやかに。
Victoria
どんな猫?
客席とのにらめっこの後、中盤、静かなシーンでソロを踊ります。観ている限り、けっこう気が強そうです。タガーのシーンでは(キャスト限定ですが)タイヤの横で「やってらんない」って表情で横向いる姿も(東京ではジェリーロラムとパートチェンジでタガー横にいます)。
グリザベラに対しては興味を持っているようです。ディミータに怒られても近づいていくのにマンカスの言うことは聞く辺りが彼女の性格を表しているのでしょうか(笑)。
みどころは?
一番のみどころはやはりヴィクトリアソロ、とも言われるにらめっこ後のソロシーンでしょうか。各国のCATSの中でも特別美しいと言われる青白い照明の中、静かに踊ります。ダンサーによって微妙に印象が違います。その他、ニ幕冒頭のマキャビティ(黄)との熱いダンスは必見。
ジェリクルボールの最中ではリフトをされ猫たちの中心で天を仰ぎます。マキャビティファイトでの下手スロープ上、マンカスに飛び乗っての攻撃も観たいところです。意外と気が強そうな一面を見られます。
役者さんたち
■佐藤匡子(名/大/仙/東)
「凛」ということばが似合う、笑わないヴィク。みんながマジックに夢中な最中も、一人ちょっと違う場所をみつめていたりと自分の世界を持っていそうな、プライドと気品と激しさを併せ持つ白猫。マキャへはかなり激しい攻撃。ダンスもシャープだけど柔らかい。居合い抜きをしそうな姫な感じで。(95〜)
■大月悠(大/静/東)
ほっそりとして、時にバブより小柄な可愛い感じのヴィク。一番こどもっぽい感じで、どちらかというと中性的なヴィク。しかし、マキャへの攻撃は佐藤ヴィクに次ぐ激しさがあります。(01〜)
■坂田加奈子(名/大/広/東)
しなやかにエッジを描くように踊るヴィク。男前。ダンスはどちらかというとぱきっとした踊り。気が強いというより戦闘員っぽいかも…違う意味で近づき難い白猫。五反田くらいから動きが円やかになりました。(96〜)
■斉藤美絵子(東)
細身で小柄、シルエットが綺麗なヴィク。踊っているときの本当に楽しそうな笑顔が印象的。バレエ系のダンスがしっかりしていて見惚れます。1〜2週間しかいないので、あまり拝見できないのが残念。(08.登場)
■金井紗智子(東)
他のヴィクが「女」を感じさせないイメージなのですが、彼女だけは気品に+色気があるヴィク。プロポーションがとても綺麗で、雌猫としての存在感があり見映えがいいです。登場時にはスピードと安定を感じられませんでしたが、次第に安定してきました。ゴキナンバーでは近づく者皆攻撃対象だったり(笑)、マキャへの攻撃はアッパーカットな猫パンチです。痛そう。(03〜)
■レベッカ ヤニック/レベッカ バレット(東)
欧米人らしいすらりとした綺麗なプロポーションの長身ヴィク。高倉タントと同じくらいの身長。ゆったりとしたダンスはとても綺麗で絵になりますが、速いテンポになると多少スピードが感じられないのが残念。初登場時よりは随分慣れてきました。ビデオキャッツから飛び出てきたような容姿は目を引きます。(06.09登場)
■千堂百慧(東)
すとんとした細い体、長い脚が印象的なヴィク。ソロがとても綺麗かつ、楽しそうにひとり遊びしている感じが可愛らしくて印象的。どちらかというと、白くて神秘的な外見だけど、普通にはしゃいでランペルティーザ辺りと一緒に駆け回ってそうな印象。(07.09登場)
■宮内麻衣(東)
金井ヴィクに見た目の印象は近いですが、ダンスはバレエ系で一番柔らか。綺麗なダンスをします。初めのうちはメリハリがなくキレも弱いために全体的にぼんやりした印象でしたが、次第にそうではなくなってきました。(05.11登場)
■石川 緑(東)
仙台で初登場した後再登場。(08.12再登場)
■望月由弥(名/大)
全体的に可愛い感じのする大人しめのヴィク。にこって微笑が似合います。あまり前面に押し出した存在感はありまんでしたが、雰囲気が柔らかなヴィクだったと思います。(99〜)
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