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CATS  ......2003年07月09日(水) ソワレ .......
 
 ■静岡千穐楽!


静岡千秋楽です。
やー、もー、通いました(笑)
いっそすっきり開き直りましょう。割合から言ったら自分としてはかなり通った方です。
それほど、静岡の猫たちは個人的にツボを押さえられてしまい、大好きでした。

静岡猫の中では一番いい席で。しかし猫たちが踊るたびに地響きがするってのもすごいです。

















メチカ
目チカで近くにきていたのはジェミマとシラバブ。バブはなんかこう、思い切りがいいのです(笑)。前の方にいたのでタントミールの出てくるのを見たいと頑張ったのだけど見れませんでした。


タントミール
何度見ても高倉タントの伸び上がりは私の中で「キャッツが始まった!」と思わせてくれる素敵なシーンなのです。すいっと顔を上げて足を伸ばす。そこからもう舞台へと意識は持って行かれます。名古屋でも大阪でも、高倉タントがずーっといる、というのはなかったのですが、静岡では短いながらも完走。いついなくなるかとドキドキしてましたがこの日も観ることができて非常に嬉しく思いながら見惚れていました。


ソング
生声が聞こえてくる位置に座っているせいか、マンカス、シラバブと声を聞いた直後のランパスの「恐れないか」という歌詞がすごく響いて吃驚しました。ここからマイク通しのスピーカー音の方が大きく聞こえたのか、後方からわぁぁんと響く感じ。この後のスキンブル、タガー、デュトロノミー、グリザベラと響き気味だったので非常に新鮮な感じでした。(この後はそう気にはならなかったんですが)とにかくランパスの声が非常に印象に残ってたなぁ。
久々に聴く谷本コリコの声は低めでしっかりとした声。小柄さからか雰囲気からか、徐コリコよりも「少年」という感じが非常にするコリコパットです。
割と近くにスキンブルが踊っていることが多くて、ついじーっと観てしまったのですが、足先をポイントにする時とか非常にすっとしていて、踊る姿がとても格好良かったです。
そして千葉ギルの空中ブランコを見上げながら「握り直してるよ〜」なんて思っていました(笑)。ピークポイントで手を放すんですよね…一瞬吃驚します。


にらめっこ
頭上のプラトー(黄マキャです(笑))が非常に気になったのでちょっと観てたのですが(笑)いろいろ他の猫もみてました。キムさんの声が最後まで響く響く(笑)。そして、趙マンカスはどのシーンでもはけていくのが遅いのですが、このネーミングでは「その名を」って、完全に振り向いてて非常に印象的でした。


ヴィクトリアソロ
相変わらずほっそりと綺麗なラインを輝かせながら踊っているヴィクトリアに見惚れていたら、唐突に暗闇からコリコパットが現れました。ほぼ正面に座っていたからなのか、ホントにヴィクしか観ていなかったのか(笑)、ミストが手をぱっと動かした瞬間にマジックのようにコリコがいて、プチ感動。普段はうっすらコリコ観ながらヴィク観てるし。いいもの観ました。
その後のマンカスソロを聴きながら、趙マンカスの短い間での成長ぶりというのはちょっとおこがましいのですが、非常に落ち着いていて、ゆったりと語りかけられて、台詞カクンカクンのギルバートから、落ち着きのない暴走マンゴ/お前は誰だという娘マンゴを経て、よくもまぁ立派になったもんだ、なんて思ってしまいました。ホントにこのマンカス、好きです私。


ジェニーナンバー
変な話ですが、今までずーっと観ていたのですが、今更感心していたこと。
ゴキブリの羽根がすげぇゴキブリっぽい(笑)でした。
なんか茶色のてかてか具合が似てるんですよ、ゴキブリに。どうやってあのテカリを出してるんだろうとか暢気に思っていました。
シーンはマンカスとミストを一度落とそうとするところ。相変わらずすましているんだかたくらんでいるのだかわからない千葉ギルゴキブリが、刷毛をぷるぷるして「オレ知らないよ」ってやってる姿が飛び込んできて、妙に笑ってしまいました。
その突き落とされたミストは相変わらずすごい下まで滑っていくので結局見えませんでしたが、マンカスがスロープ上で止まっている(笑)。趙マンカスって、絶対突き落とされてもおつきあい程度しか滑らないイメージがあるんだけど、すごい上にいたのかな。上手からもしっかり身体が見えた。しかもその後のそのそ降りていってくつろぐのな。マンカス。


タガー
タガーナンバーなんですけど。
前方にはバブがいたわけですよ。
で。タマごっちとかてしーん、てしーんって叩いて遊んでるわけですよ。
観ちゃいますよね?>同意を求めるな
や、もちろんその間も睨み合いをするスキンブルとコリコ(そこも本道じゃないし)とか、ぱきぱき踊るギルとか(そこも以下同)女性陣のダンスとか(以下略)観てるわけですが。

…………ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!………ぼすっ!…ぼすっ!!

とか、いきなり地面に落ちているパン(らしきもの)をシラバブが上から殴りつけ始めたらそりゃあ観ちゃうでしょう!?
や、親の敵みたいなパンダ攻撃とは比べモノになりません。楽しそうでしたけどねーめっちゃ。上手ブロックの前の方の人、かなり心奪われてましたな(笑)


グリザベラ登場
ちょうど方向的には下手の階段が見えたのですが、ランプは二幕メモリー前だけでなく、ここでも行こうと思って動いて、千葉ギルがかなりの勢いで「シッ!!」と威嚇しているのは知っていたんですが。その後、縮まったランプに三宅カーバがゆっくりを首を左右に振って「行ってはいけないよ」と諭しているのを目撃してしまい、頭の中には『ジェントルだ…ジェントルがいる…………』とつぶやきが流れてしまいました(笑)。
前後してディミータの威嚇を観ていて思い出したのは、李ディミの威嚇。そういえば春原ディミと同じく、かなり足がポイントで腰の高い威嚇だったなぁと。もちろん増本ディミの威嚇はすげぇ迫力です。
その後の山口タンブルのうそくさーい笑顔が何とも言えず素敵でした(笑)その後のすっと表情が変わって土管横にすっと収まる辺りも非常にツボでした。(そして何故横座り!)


バストファージョーンズさん
何かとても長いものをつまみ上げて頭からかかかかかっと飲み込むように食べているギルとか、お皿を持ったままどうしようと思案中、おもわずくしゃみをする蔡ミストとか、久々に観る座ったままの高速移動をして「お食べなさい」とばかりに餌をバブの元に運ぶ三宅カーバとか。
かなりの勢いでバストファさんの尻尾を攻撃というかてしてししまくっていたカーバも笑えました。


マンゴランペ
李マンゴが好きです>唐突な!(笑)
そして見惚れていたのですが、その後、にやにや笑いながら「はいはいよくやったよくやった、おつかれさーん」と言わんばかりにぽすぽすと手を叩きながら登場し、ちょっと肩をすくめるかのように両手を広げるマンカスに全部持ってかれました(爆)。なんでそんな楽しそうなんだ!マンカス!(笑)


デュトさん。
聞こえてくる谷本コリコの歌声にうっとりしてました。
テナーパートなのかな。非常に難しい音の取り方…。
マンカスの、二つに折りたたまれてそうなお辞儀とか、ジェミマとシラバブにてしてしされて困ったり、デュトロノミーが「いいよ、おいで」ってやった後の優しげな笑顔とか、かなり見惚れてしまいました。趙マンカスは全身表情豊かに感じます。


ボール
スロープ途中にカーバが滑り降りてきて、バブがスロープ下にいるシーン。
そう。以前齋藤カーバがバブに威嚇をしてかなり心の中で大爆笑したシーン。
つい観察をしてしまったのですが、三宅カーバも一度中村バブと目を合わせたのですが、次の瞬間、すいっと腰を動かして道を譲りました。さすがジェントル。
あれを観てツボに入って心の中での爆笑をしたのは私とMくらいだろうと思いますが(笑)。や、ホント、ごく自然にすっと道を譲ったんですよ。齋藤カーバの時は、池田バブ飛び越してたし(爆)

さて、他の部分。
「カーンの部分」のタント、かなり足をばりばりばりっと引っ掻くようになりましたね。音が聞こえてきました。リナは昔からやってましたが。
あと、妙に笑えたのはその後のシーンでオス4匹でシラバブを囲って踊る部分(生け贄ダンスと仲間内では言ったりしますが(笑))は、李マンゴと谷本コリコ、幸田ランパスと千葉ギル、という、なんでそんな同じような身長差が、という組み合わせで一人ツボ入ってました。お互い微調整してるんだろうなぁとか思いますが。
そのちょっと後で、みんなで輪になってぐるぐるし始めた時の、そのぐるぐるに混ざろうとしてはじき出されてしまうグリザベラがとても切なかったです。
その後のミストとリナが踊る部分。その直前。今までのマンカスは他の猫たちと一緒にさっさと退場するのですが、趙マンカスはここでも最後。ゆったりと。もう踊り出してるのに。リーダーは最後まで見守るんですね。
アダージオでちょっとカッサが足滑らせたりしたのですが、落ちたりしなくてよかった〜。
夜空を見上げていったらグリザベラを見てしまった。その後の目の逸らし方、反応が猫それぞれ違うのがとても印象的なのです。
さて、幸田ランパスと池田リナのペアダンスはいつ見ても大好きです。高さとキレが自分の好みなんでしょうね。(その辺は人それぞれなので。)見栄えももちろんなんですけど(笑)。蹴り合ってそうに見えるところとか>そこかい!
ラストの三角シーンに移る前に雄が何匹か正面で踊るのですが、本来ダンサーであるはずのコリコはいつもここにいない。(さらにいうと他のシーンでは踊りまくってるのに(笑))で、この日見てる時は何故かふと。「あぁ。コリコはまだ大人の猫の仲間に入れてもらえないんだー。『お前は来年な♪』とか言われて『ちぇーっ』とか拗ねてるんだ」とか思いました。谷本コリコが非常に少年に見えるからでしょうか。(実際には徐さんより年上だと思いますが(笑))その説をMに話したら「じゃミストは」と切り替えされました(笑)。きっと特例なんでしょう。加藤ミストなら充分大人猫なんでしょうけど。
相変わらず飛んで跳ねてくるっと回るギルの尻尾がデュト様を直撃しそうではらはらどきどきなんですけど(笑)

ボールは全編通して一番好きなナンバーで、このメンバーで観れるかどうかわかんないなぁと思うともういろんなところをしっかり観ようと欲張りになっていたと思います。

メモリー
趙マンカスはグリザベラに対し威嚇らしきものはあまりしないのですね。どちらかというと、近づいて来る者を制する方。他のマンカスは当然グリザベラに対し威嚇もするし、嫌悪をみせたりする。そうでないこのマンカスは非常に印象的で、優しいのかもしれないけれど返って残酷でもあるなぁなんて思います。どちらかというと無視に近い感じ。だからこそグリザベラのみせるほほえみが切ないのですが…
他の猫たちが去ったのを見計らったかのようにグリザベラに近づいてくるシラバブ。聡い子です。

元々名古屋時代には範さんがとても好きだったのですが、最近はさらによくなった気がします。歌の好みから言ったら私は早水グリザベラなのですが、同じくらい好きなグリザベラ。背中とか、表情とか。身体全体で歌いかけられているような気がします。




二幕冒頭
…正面のランパス&ジェミマを観ていました。初めて正面から見てたんですけど、 一通りリフトし終わる頃に、どうみても。どすこーいって感じに座った両膝の上に ジェミマを乗せるランパスの……真正面…………………………


見なかったという方向で。


趙マンカスはデュトロノミーが歌っている間、百面相の様に顔をしかめたりふっと笑ったり。なんかもう目が離せないのです。声も素敵なテノールで、静岡完走お疲れさまーとか思いました。
実はこのシーンではマンゴを見るのが好きです。カッコいいんですよ。この時だけは普通に落ち着いた雄猫なんです(笑)
谷本コリコはタントにちょっかいをかけないので千葉ギルの威嚇が聴けなくて微妙に残念だったのは内緒です。(笑)


ガス
村田ジェリーは素敵ですね。とても優しそうにチャーミングに歌います。そしてその横でごそごそしているジェントルカーバが(笑)。
大阪のジェントルはそんなに動いてなかったと思いますが…齋藤カーバのように机を掻き始めるかと一瞬思いました。
相変わらず「かつてはすごい二枚目」と聞いて躯を起こす千葉ギル。そんなに気になるのか?(笑)でものぞき込むとかそういうんじゃなくて、ちょっと見る感じ。千葉ギルだけ見てると、ギルバートは体育会系というよりも武闘家(そのまんまじゃん)な感じ。おかしいな。なんか娘ギルバートいたな。気のせいだな。
タイヤの上の猫だまり状態。相変わらずひっそりいちゃいちゃのタンブルカッサ。まったりリナ。歌を聴きながらぼーっといろいろ見ていました。


劇中劇
クリューたちはあまり遊びをしなくなった気がするなぁ。
でもグリドルボーンが出てきた時のはしゃぎっぷりは可愛い(笑)。その前のシーンで殴られて凹むマンゴは相変わらず痛そうだし。
村田グリドルボーンは顔、身体の表情がわかりやすい。白目向いて倒れるとことかくっさぁ、とか。非常にチャーミングだと思います。声も素敵ですね。
そして後ろでじたばたするサイアミーズ大好きなんですけど(笑)
私がよく見ているのは下手の黄マキャ、ヴィク、ランパス、バブの固まり。グリドルボーンが尻尾踏まれてじたばたしている辺りでここはいつもお前がいけよとかてしてし叩いたりとかやっています。いつぞやはヴィクが凄い勢いでランパスをてしてしやっていました。この日はバブがランパス責めてました。
ところで、キムタイガーもそうでしたが、村タイガー……グリドルボーンの尻尾にむしゃぶりつくのはやめてください(爆)単なる色ボケオヤヂみたいです(笑)。


スキンブル
なにをそんなにいい夢見てるんだ…って感じですよね、スキンブル……。
ヤクザマンカスはホントに雌の中に飛び込んでいくのでいつか誰かを襲いやしないかとちょっぴりハラハラ(笑)。それに対して尻尾のすんごい先を持ってへちょい攻撃もどきのコリコとか、いなくなってるカーバとか回し蹴りなギルとか。遠くのギルよりむしろ近くのディミータが一番強そうです。
ベッドに入る前に勢いよく飛び出してくるタガー。ホントにキムタガーはこういう時には一時も休んでいません(笑)。そのままベッドを作る時にはギルに直角に。一瞬また下に潜り込むかとも思ったのですが…バブもそのまま乗っかってしまい、バブ乗せたままよいしょよいしょと移動。その後もかくんかくんしてバブにてちてちされていました。
列車シーンでは、やかんからの蒸気が短いことに気付いて、いやむしろ齋藤カーバは大安売りしてたんだよなとか思い直し(笑)。かなり尾を引いてましたし、前は。ミスト→ジェニ→コリコとあまり変わらない背の高さで、マンカスがちょっと高い。なんとなくそんなことを思いながら見ていました。マンカスは時々他の猫を見て微笑んだり……リーダー、優しそうよ……。


マキャヴィティ
池田リナは可愛い感じもするけど色っぽいのです。歌い方が特になのかな。「not there」の言い方はぞくっとしますね。体育会系のわかりやすいディミータに相対して、見た目可愛いけど実は…な感じのリナで非常にこのコンビは好き。上村リナと増本ディミ、池田リナと李ディミもよかったので、静岡はこのナンバー、とても楽しみでした。


マキャファイト
何が凄かったかって、偽デュトさまに群がる猫たちをどかすためと偽物に対するマンカスの威嚇。
それは「しゃぁぁぁぁっ」っていうよりも「がぁぁぁぁっ!」ってのに近く、喉の奥で鳴らしていて、喉傷めへんのかなとか思うほど。明らかに「敵」が現れた途端、今までに見せなかった激しい面を見せるので非常に印象的でした。
とはいえ、目の前でちょっと激しく「しぃぃっ!」って威嚇している幸田ランパスも素敵でしたよ(笑)
さて、例のドリフ状態の時のことですが。
私の見間違いでしょうか。千葉ギル、尻尾握ってたんですけど(爆)。
武器か!?やっぱり武器なのか、その尻尾は!(笑)

ギルにかけよってくるタントが正面から滑ってきて、すごい心配そうな顔で切なかったー。前の人の頭でギルは見えなかったんですが、連れ去られていくタントに動けないギルが悔しそう。………でもその後わりとあっさり跳ね上がるんですが。(立ち上がる、じゃないよな、あのギルは(笑))。
そして上手スロープ上で雄たちが闘っているのをちょっと震え気味で見ているカッサンドラと、めちゃやる気待機にしか見えないディミータ(爆)。幻視でしょうか。えぇきっとそうでしょうとも。
マキャファイトは非常に攻撃してるなーって思うくらい、振りではなくホントに触ってたり、わりと間とかいい感じで好きです。


ミストナンバー
どうやら私はかなりあちこちを観ていてその一つ一つを覚えてないようです(爆)。
あ、車のテールランプがぴかぴかしているのを、ヴィクが手を伸ばしててしてしやっているのがすごく可愛かったです!(笑)大月ヴィクは意外とやんちゃさんなんですね。ミストのフェッテに目を回すランプとか。
あと、久しぶりに三宅カーバの美技を観ました>長布収納 なんで腕の一振りでまとまっちゃうんでしょうねー。齋藤カーバ必死だったのに(笑)
そして、マジック終了後。マンカスが布を回収して、ミストに「ほら」と振り向かせて、ミストがガッツポーズ!……する横で、それより大きい動作でガッツポーズするマンカス(爆)。
しかしその後、ミスト、タガーと一緒に踊ってからデュトロノミーに振り返って駆け寄るその表情が。今にも泣きそうで感極まっていたので、笑えるやら感動するやらで微妙でした。



メモリー
友人に聞いたので観ていたのですが、グリザベラに近づこうとランプが動いた瞬間に「あ、やめとけっ!」とばかりにマンゴが反応してるんですね(笑)。ちゃんと相棒なんだ。
範さんは名古屋から好きですが、最近一段とよくなった気がします。歌が、とか、演技が、とか、とりたててこれ!というものではないのかもしれませんが、すごく好きです。聴き惚れていました。
趙マンカスは相変わらず。最後には自然と手と足が出てるんですよね(笑)。一歩出てるし。バブに先を越されて「ふっ」て自嘲してるし。
趙マンカスはグリザベラ自身に対しては全然悪意とかそういうのを持っていなさそうです。グリザベラという存在に対してというか、グリザベラが落ちぶれて卑屈になっている(かもしれない)そのことについては軽蔑というか、ダメだと思っている感じ。だから威嚇がない。近づく者に対しては近づくな、と義務で止めてる感じ。で、歌を聴いて、「よし。」って。もういじわるしなくていいぞ、と。そんな風に私は感じてしまいました。やさしいのよね、基本的に。


天上〜ラスト
天上から雨漏りが(笑)
何の水なんでしょうね。ぼたぼたぼたぼたと、天上の付け根の辺りから(笑)>だからなんだよそれ
微妙にその辺の猫の立ち位置が違うような気がしたのは気のせいではないのでしょうか(笑)。けっこう凄い勢いで水が滴っていたからなぁ。
増田デュト様の声は好きです。若いのが最初は気になっていましたけど、歌がいいからいいや(笑)。


カーテンコール
この間から気になっていたのは、山口タンブル。カテコではちょっと素に戻るのか、よく笑ってるんですよねー。すごく楽しそうなの。
相変わらず上手では千葉ギルと赤瀬マキャが尻尾で闘っていました。また観ることはできるのでしょうか。そしてやっぱり尻尾は武器なんでしょうか、千葉ギルバート。
握手はキムタガー…………………っていうかそれ握手じゃないー。握ってくださいー(><。>左手置かれただけらしい(笑)



特別カーテンコール
お辞儀の後猫たちがはけていく中、最後まで残っているマンカス。暗転の後、舞台中央あたりの上に「千穐楽」の看板が。見上げるマンカス。
趙マンカスの月を見上げる、空を見上げる、という姿はよく見るのですが、この姿はとても印象的です。そしてそのまま、メモリーの流れる中、マンカスから始まり全猫のソロとお辞儀、スロープから去っていきそのまま退場。
谷本コリコはかなり踊りましたが他はわりと短めというか、踊らずにポーズとってお辞儀というのが多かったです。しかしその中。三宅カーバは何故か、いつもの(多分タキシード着てびしっ!ってイメージなんでしょうけど)ジェントルポーズ(何)を上手と下手に向かって一回ずつびしっ、びしっ!と。それは笑えと言うことですか!?(違)。幸田ランパスのダンスはとても綺麗でした。赤瀬マキャはいつものゆったりとした側転。下手に向かってポーズ………上手も来い〜〜〜っ!!(><。とか思ってしまったんですけどね(笑)。
そして千葉ギル………上手から出ようとしていきなりコケましたね(爆)。千葉さん、それでもあんまり表情変わらないからそれが一番笑いました。多分内心凄かったんでしょうけど。
ラストはタガー、ミスト、グリザベラの順で、ミストは上手にはけてきて、スロープ下で待機。そのままグリザベラが終わった時に舞台に上がり下手スロープに連れて行ってタガーと二人でグリザベラの片手ずつを持ち、拉致退場。
拍手が続く中、もう一度猫たちが舞台中央に集まってきました。ミストとマンカスが横断幕のような白い布を開くと、「ありがとう静岡」の文字が出てきました。笑顔の猫たち。

………しかし、一瞬、大阪一周年記念の、その布に巻かれてマンカスとランパスに担がれて退場していった千葉ギルを思い出してしまい、やるわけないけどやってくれ!(爆)とか思ってしまったのは私だけでしょうか………

そのままその布を床に置き(多分二階席の人は綺麗に見えたんでしょうね)退場する猫たち。
本当にありがとうございました。お疲れさまでした。また、何人(何匹?)かは広島でお会いすることができるのでしょうか。
まずは初の地方ホールでの公演、静岡。お疲れさまでした。


そして延々続くカーテンコール。
普通にやって、何度もやって、グリザベラがお辞儀をして一人退場して……………


昔某DSで同じテーブルに座った時に、その日のマチネのLKと次の日のOTCを同じタイミングで観劇していたという方に再開、しかも近くの席だったんですが。
ふと、目があった瞬間。二人して口パクで言いました。


「もおええっちゅうねん」


感動を伝えるのはいいと思うんですけど、グリザベラが締めた段階で終わっていいと思うんですよ(^^;
その後全員また出てきて終了。
続く拍手に初めのうちはすごい笑顔でお辞儀していた猫たちも、この頃にはちょっと固まった笑顔でした。うーむ。
何度も出てきてくれて笑顔で手を振ってくれて、嬉しかったけど、ちょっと最後は長かったですよ。


静岡猫。思いの外ツボにはまったのか、通いました。
キャストさんたちがとてもよくて。個人的には大好きなカンパニーでした。ベテラン勢も、そうでない方たちも、新キャストさんも(笑)。
中でも趙マンカス。今までにない解釈のマンカスで、リーダーで、若い雄猫で。昔カーテンコールで机の上にひっくり返ってしたぱたしていたあのギルバートとは思えないくらい、立派でした(笑)。
楽週にはいなくなっていたけど齋藤カーバ。ジェントルマンとはこれいかに、な、かつてない落ち着きのないカーバケッティでしたが、踊る姿は大好きでした。ランプと仲良くてほほえましかったです。
そして、若者たちを多分ひっぱってくださっていた、服部ジェニと松永ランプ。凄いですよね。これからも、身体に気を付けて、猫を演じて欲しいです。
その他の猫たちもすごく素敵でした!もっと続いて欲しかったなー。(そしたら破産覚悟だよ(笑))





++本日のキャスト++
グリザベラ 範衛華
ジェリーロラム=グリドルボーン 村田恵理子
ジェニエニドッツ 服部良子
ランペルティーザ 松永さち代
ディミータ 増本藍
ボンバルリーナ 池田さやか
シラバブ 中村友里子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 大田未稀
ヴィクトリア 大月悠
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー 増田守人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ
村俊英
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー キムスンラ
ミストフェリーズ 蔡暁強
マンゴジェリー 李涛
スキンブルシャンクス 鈴木涼太
コリコパット 谷本充弘
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 三宅克典
ギルバート 千葉ヒカル
マキャヴィティ 赤瀬賢二
タンブルブルータス 山口博之

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