アスパラガスの歌を歌います。この後に出てくるグリドルボーンと二役。第一幕ではジェミマとグリザベラ登場時に歌います。また一幕メモリーの前にシラバブと歌ってからオーブンの陰に消えます。
同じ老いた猫でもグリザベラへの態度と正反対。この辺りからして、グリザベラは単にみすぼらしく老いていることが仲間はずれの理由ではないということがうかがえます。
雌猫の中ではお姉さんに属するようです。シラバブ、ランペルティーザ、コリコパットが近くにいることが多いので慕われているのかもしれません。
ビデオのWE&BW版では若くない猫です。

やはりガスを紹介するナンバーは必見。最小限のオーケストラをバックに歌う静かな歌と、転調してからのチャーミングさがみどころ。しかし、なんと言って も、グリドルボーンになってからの一転して悪女属性のくるくる変わる表情（もちろん歌もですけどね）はジェリーロラムの大きな魅力です。
シラバブの保護者的なとこも時々見えます。ダンスのないシーンではシラバブの近くにいることが比較的多いかもしれません。マキャヴィティファイト時もかばっていたりします。コリコパットとも仲がいいようです。

■木村花代（大/仙/東）
お姉さんっぽいおっとりしたジェリー。グリザベラに対しては思ったより激しい嫌悪は浮かべません。しかし時折グリザベラだけに見せる目が怖いです。ダンスはこれでもかとばかりに身体を使ってカッコいいです。小悪魔なグリドルボーン。チャーミングな表情と妖艶な表情が入れ替わります。（01〜）
■井上智恵（名/大/静/広/東）
表情がくるくる変わってめちゃチャーミング。時に非常に冷めた目を見せますが（対グリザベラ）、基本的にはみんなのお姉さんな感じのジェリー。グリドルボーンの時の転がった時の足ばたばたがとてもかわいい。張りのあるソプラノが素敵です。（00〜）
■五東由衣（東）
おっとりとしているかと思えばはしゃぐ、素敵な大人ジェリー。やわらかく、しっかりと響く歌が気持ちいいです。大人の雌猫の中でも年上格な感じ。（名古屋まで登板。07.11再登場）
■秋　夢子（東）
がつんとした歌声で、リナやディミとは違う意味で仕切ってそうな攻撃要員な姐御ジェリー。グリザベラに威嚇も見せます。バブへのしつけも厳しいぞ！地声に近い張りのある声で歌います。今まで観たジェリーの中で唯一釣り目さん。（04.11登場）
■金平真弥（東）
背が高く腰の細いきれいなプロポーションのジェリー。ちょっと落ち着いた感じをうけます。歌声は気持ちよく聴きやすいです。メイクがあっさりめ。（08.5登場）
■谷内　愛（東）
ちょっと気の強そうな、でもチャーミングなジェリー。小柄なのでバブと見間違える部分あり。（05.09登場）
■遠山さやか（東）
比較的柔らかな歌声ですが気の強そうな姐御ジェリー。よくにゃぉと鳴いているしぐさをします。（06.3登場）
■村田恵理子（名/大/静）
困り顔に見えるジェリーロラム。バブに対してはお母さん代わりのお姉さんな感じ。大人っぽくちょっと落ち着いた感じもするグリドルボーン。スタンダードなのかも。（00〜03）